めも

触覚が欲しい

付き合うということ

恋って簡単だなって思う。巷で言うほど恋が難しいとは思わない。もちろん、一度も恋に落ちないまま人生を送っている人がいることも知ってるし、別にそれがおかしいとも思わないけど。多分私は「なんとなくいいな」の感性を人より磨きすぎたんだと思うし、そういう人はぽこぽこ恋に落ちるんだと思う。恋は、なんとなくその人をいいな、好きだな、と思うことだと思ってる。それは、人じゃなくてもいいと思う。モノでも、場所でも、動物でも、みんな、「いいな、」の感情があれば恋なんだと。 でも、実際問題それだけじゃあうまくいかなくて。私は、愛は「愛されたい」と思うことだと思ってるんだけど。そこで初めて 自分見て欲しいという感覚が生まれると思っていて、それはつまり双方向的なやりとりになるんだと思っている。一般的に言われる恋ってやつですね。まあそれは置いといて、愛されたい、と思う人がすること。それは、独占だと思うんです。で、独占行為として有名なものが「付き合う」ということ。付き合うのは一人じゃなきゃいけないから。(この前提が違ったらごめん)付き合えば、そこにはお互いに恋人という唯一無二の役割が与えられる。恋人は肩書きだと思う。その肩書きがあると、許されることはぐうんと増える。自覚も増える。 で、だ。恋はそりゃもうぽこぽこ落ちる。愛されたいと思ってしまうかもしれない。そんなときでも、付き合える人は一人だけ。それをどうするか、の判断が人によって違うんだと思う。ある人は恋に落ちていることに目を瞑る。ある人は愛を与えるだけにして、見返りを求めないようにする。ある人は2人と付き合うことを選ぶ。ある人はすべての関係をリセットする。これは多分人の数だけ存在する。もし複数に恋に落ちていることに向き合うのなら。それは、そのときにはどちらかを選択しなくちゃあいけない、と思う。それが自分に正直に生きるということだと思うのなら。私は思わないけど。でも、それはそれで多分きっとすごく辛いんだと思う。 何が言いたいかって、想像したら胸が辛くて泣きそうになった、ってことだけ。ある意味利己的で、ある意味とても強い人じゃなきゃできないんだなあ、って。 恋なんて犬もくわない。